VISION

【釘が打てる家具】くろまめが作るDIY家具【ビンテージ&モダン】

〜釘が打てる家具って?〜

「釘を打つ」っていうと、賃貸住まいを思い出します。

殺風景な真っ白な壁に何か飾ろうとか、ちょっと貼っておきたいものがあっても、賃貸だと無理なんですよね。

まぁ賃貸は借り物だから仕方ないんですが、買ってきた家具は自分のものです。

だからホントは自分の使い勝手に合わせて、例えば百均で買ってきた小物入れやフック、アイアンバーなどを付けたりしたい。

でもたいてい、買ってきたばかりの家具にそんな加工するヒトっていませんよね?w

〜ビンテージテイストの隠れたメリット〜

新品の家具に躊躇なく釘を打てる勇気を持ってるヒトは少ないと思います。

ピカピカの傷ひとつ無い状態ですからね。

電化製品などと同様に、経年や使用感とともに価値が低くなるものって思われています。

実際に、中古家具の市場を見れば明らかです。


でも家具は「生活の道具」です。

使ってるうちに汚れたり傷ついたり、そうでなくても自分の使いやすいようにちょっとアレンジしたくなったりします。

その「遠慮」の敷居を最初から低くしてあげること。それがビンテージテイストの隠れたメリットです。

良い道具っていうのは長年使い込まれていくがゆえ、その跡が残っていくもの。ビンテージが人気なのはそういう雰囲気がカッコいいからですよね?
だから汚れや傷を気にせずどんどん自分なりに使い込んでナンボなんだと思います。

〜家具は育てるもの〜

そうは言っても高級素材をふんだんに使った高価な家具だと、作った職人さんを思い浮かべて気が引けます。

このまま無傷で使って欲しいっていう念を感じます。

なぜかビンテージテイストなのにそういう感じの高級家具まで最近はありますよね?w

一方で対極にあるのがホームセンターなどで売ってるカラーボックスやシステム収納のたぐい。

安くて便利なのですが、そのまま置いても美観を損なうものが多い。

それは万人に対応するための汎用性と機能性以外を無視した素材感が原因だと思います。

限定された範囲での汎用性は良いのですが、「自分はこうしたい」に対応できる家具とは言えません。

それが木片を接着剤で固めた合板やスチール製の取り回しの悪さです。


・好きなところに「遠慮」なく釘(ネジ)が打てる。

・リカバリがしやすい。(再塗装や補修など)

・追加で拡張しやすい。

・インテリアのテイストを合わせやすい。

・自然素材の安心感

購入時点が満点で減っていくものではなく、育っていく家具。

だからこそ、、、

くろまめは安く手に入る天然の無垢材と昨今の優秀な強度補正ができる金物を出来る限り使っていきたいと思っています。

〜家具は一緒に暮らす仲間〜

しかしながら天然の無垢材には天然であるがゆえ、デメリットもあります。

定期的にワックスをかけてあげる必要があったり、反りが出てきたりします。

でも最近はインターネットのおかげで無垢材の良さやつきあい方のノウハウなどにあふれています。

多少手のかかるこどものようなものと考えて、ぜひ一緒に暮らしてみませんか?


〜天然素材かつモダンテイストを低コストで両立させる〜

天然素材+手間のかかる加工はコストアップとデザインの制限につながります。

そのため、くろまめは3Dデザインツールを駆使して机上の試行錯誤を繰り返しています。

また、ハンドメイドのため色味の個体差や制作時点での小傷、節欠け等をビンテージテイストとして許容していただくことで低コストを実現しております。

制作手法はDIYレベルのシンプルでありながらも、男前女子のみなさんに喜んで頂けるようなモダンデザインを追求していきます。